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2007年3月16日 (金)

『麻』

今回は『麻』に関するお話です。     

よく『リネン』・『ラミー』・『ヘンプ』と言うけど、その違いは何?って思ったことありませんか?私もずっと不思議で今回、いろいろと調べてみました。

そもそも『リネン』・『ラミー』・『ヘンプ』とは麻の種類を差して、それぞれ別名(英語名)になります。和名にすると、『リネン→亜麻』・『ラミー→苧麻』・『ヘンプ→大麻』。一言で『麻』といっても、その種類は20種以上。葉っぱの形や産地、繊維の質まで異なります。

*リネン(亜麻)*

リネンの繊維にはペクチンが含まれているため、触れてもチクチクせず、つねにソフトなので、肌ざわりが抜群です。夏物の衣服のほか、敷布・テーブルクロス・レース地などに使われ広い用途があります。

夏には、汗をすばやく吸い取ってくれて、身体はいつも爽やかで清涼感に包まれます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます。その為、普段身に着ける下着にも利用され、下着を意味する英語‘ランジェリー’の語源にもなったそうです。

また逆に、繊維の中に空気が含まれていて、保温効果があり、寒い季節には暖かく包み込んでくれます。リネンはオールシーズンに適した繊維なんですね。
リネンは天然素材の中で、最も汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材です。繰り返し洗うごとに柔らかさはいっそう増します。

*ラミー(苧麻)*

ラミーは温暖な土地の植物で、とても強い繊維です。繊維そのものが丈夫で硬いので、洗濯を重ねてもその硬さは残るように感じます。リネンの繊維と比べると圧倒的にラミーの繊維が強く長いそうで、価格の違いがあるのは繊維加工の際の手間が意味するようです。

なんと、ラミー(苧麻)は現在、本州で唯一福島県昭和村で栽培されています。ttp://www.vill.showa.fukushima.jp/sato.stm

*ヘンプ(大麻)*

とにかく丈夫な植物で、化学肥料・農薬や手間を掛けず育てることが出来ます。残留農薬がほとんどなく安心して活用できるのが特徴です。繊維もとても丈夫で、ロープをはじめ建材にも使用されます。誤解しやすいヘンプ(大麻)ですが、一般に製品として使われるヘンプは産業用に改良されており、向精神作用をもたらす成分はほとんど入っていません。

個人差はあると思いますが、私は使ってみてリネンが一番縫いやすく、扱いやすいと感じます。生地によっては表示に『麻』としか書いておらず、どっち?と思うことがありますが、麻の違いを手で認識するのは難しくなかなか分かりません。ただ、ほとんどの場合リネンを差すような・・・。(調べた結果)

現在、麻と綿を混合した生地が豊富にでており、B&Nにあるリネンの反物のほとんどが麻x綿の混合生地です。リネン100%よりも縫いやすく、やさしい肌触りでパッチワークしても他の生地と馴染みやすいのが特徴です。

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